「えぐっ、えぐ…なによこれぇ…」
泉で水浴びをしていた少女は何が起こったのかさっぱり理解できていない
友達と山を探検している間にはぐれ、彷徨っているうちに泥だらけになり
偶然見つけた綺麗な泉で汚れを落としていただけなのだ…

不幸にもその泉は彼の巣であり狩場でもあった。彼の狩りとは気が付かずに水の中に
足を踏み入れた動物や人間を捕獲し色んな意味で食らうのだ。そう哀れな彼女のように…
久しぶりの生きの良い獲物に彼は歓喜をしているようだ。


はりさけんばかりの悲鳴が泉に響き渡る




「ぐぇ…ヒュ…ぉぼ……」
巨大な触手に胎の中をかき混ぜられるたび、少女はカエルのような鳴き声を発する。
彼に弄られる事数時間、彼女は既に思考を放棄しており、
醜悪な音を奏でる肉人形と成り果てているのであった。

触手の分泌物や彼女の唾液や愛液にまざるように彼女の汗が滴り落ちる
時間をかけ念入りに攻め続けた結果少女の小さな体は血行がよくなり程よく汗をかいていた
彼はソレを敏感に感じ取り解れてきた良い獲物と解釈したのだろう…

巨大な触手の頭部から今までとは違う液体が分泌され始めた。
そう、彼にとって彼女は所詮は餌に過ぎないのだ。
強烈な熱さを腹部に感じ手放していた意識が現実へと戻ってくる、
彼女にとってそれは最期の目覚めであり最悪の地獄がこれから始まるのだ───
(以下、血とか注意(軽め))












「ぁ…ぁ…」
強烈な熱さによって意識を戻された彼女は、ただ呻くしかできなかった。
子宮内を占拠した触手から、大量の溶解液が噴出されたのだ。
徐々に内部から溶ける子宮。 卵管、卵巣まで入りこんだ溶液は子宮壁よりも容易くそれらを溶解させ
腹部内に漏出し他の内臓をも溶かし始めた。
「ぁ…ぁつい… ぃっ、 ぁ」
おそらく小腸だろうかそこから消化器系内部に流入が始まり溶液と彼女の体液が交じり合ったものが
腸から胃へと通過箇所を溶かしつつ駆け上がるそして食道へと達し…
「!…ぁ…!!…!?」
金魚のように口をパクパクさせ声すら上げられない
「ゴハッ」
吐血、いや嘔吐、 その両方だろうか。彼女の口から吐き出された液体が飛び散り、彼女の体へかかった
液体がかかった胸元等から溶解が始まりシュゥウ…と音と煙を立てている
「っ…!(いたい…いたい)!!!」
溶液が通った箇所全てが溶け始めている 恐らく出血も多くしているだろう
不思議な事に次の嘔吐は無かった。
子宮内部に入り込んだ触手が溶けた彼女の中身を吸い出しているのだ。
内部から徐々に自分が失われていく恐怖。しかし痛みが彼女に意識を手放させない
「だ…べちゃ い゙ゃ」
横隔膜を溶かし肺や心臓を溶解させられたころ ようやく彼女に安息が訪れるのであった
やがて胴体内部がほぼ溶けたのだろうか、ぐしゃっという音を残し彼女が崩壊した